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■FX億超えの近道はメンタル強化にアリ!

 FXに勝つには、実は手法以上に大事なものがある・・それはメンタル管理。百戦錬磨の勝ち組トレーダーほど「"メンタル"と"資金管理"が大事」と口を揃えるのだ。「なんで損切りしなかったんだ!」と悔やむことの多いトレーダーに、この言葉の重さは身にしみるに違いない。ということで、ここではFXの達人3名にお越しいただき、メンタル管理術を紹介していく。精神力の強さ=トレードの強さと知るべし!

F・T・K氏

愛知在住のブラジル人トレーダー。FXを始めてからたった1年9ヶ月で2億9千万円獲得を達成した強者。弟子にも成功者が多数。
今井雅人氏

元メガバンクの為替チーフディーラー。現在は衆議院議員。近著に「真剣に資産を増やしたい人のためのFX必勝方程式」。
sarah氏

日本を代表する女性FXトレーダーとして活躍中。ブログ「新脱サラ女sarahのFX日記」も大好評。最近はCFD取引に挑戦しているとか。

大負けしたときを思い出してクールダウン

 「大きく動いたときには、大きく張るべきなんです!」そう豪語するのは在日ブラジル人トレーダーF・T・K氏。10年5月のギリシャ・ショックでの暴落時には逆張りを繰り返し、リバウンド狙いで約4800万円をゲットしたという。F・T・K氏の手法が優れていることはもちろんだが、注目すべきはその鋼の如き"超"強気メンタルだ。「暴落したときほど、そのリバウンドを狙うというのは面白い。値動きがないと儲けられないので、面白くないんです」(F・T・K氏)

 暴落時の逆張りは、一歩間違うと破産の危険をともなう諸刃の剣。ところがF・T・K氏はそのようなリスクをまったく意に介さない様子。なぜそんな強気のトレードを繰り返すことができるのか?

 「去年10月に大きな損切りを経験したことが大きいかもしれませんね。何回エントリーしても損切りの繰り返し。結局、一晩で1900万円損しました(泣)。その時に「熱くなって無駄なエントリーを繰り返すのは絶対やめよう!」と誓い、自戒として金の指輪を買ったんです。それ以来、熱くなりすぎたときは指輪をなでて、気を静めるようにしています。

 小さな損切りを恐れず立ち向かう。そのような自戒の念をバネに、彼の"超"強気メンタルは成り立っているのだ。

 このF・T・K氏のような鋼のメンタルを手に入れるには、やっぱりトレーニングしかない。「メンタルって、トレーニングできるの?」なんて思うトレーダーもいるかもしれないが、安心してほしい。メガバンクでチーフディーラーを勤めた経験もある今井雅人氏も「メンタルトレーニングは有効」と太鼓判を押す。

 「自分を常に客観的に見られる人が強い。買っても、負けても興奮すると、突っ込みすぎて結果的には損をします。でも、一流のスポーツ選手にも、好調不調の波があるように、プロディーラーでも調子が悪いときはあるんです」(今井氏)

 調子が悪いときにこそ、日頃のメンタルトレーニングの成果が発揮されるのだとか。そのトレーニングに不可欠なのは「反省」をすること。

 「常に反省を繰り返して、経験値を上げることが相場で生き残るための近道です。でも、反省と後悔は違います」(今井氏)

 後悔あと先絶たず・・はFXにも言えること。後悔でなく、反省して次に繋げることこそ大事なのだという。では、何を反省したらよいのか?

 「自分の性格を反省しながら取引を見つめ直したほうがいい。結局、性格によって取引スタイルは変わるんです。自分の性格にあわせて試行錯誤すれば、トレードは上達しますよ」(同)

 性格は千差万別。人によるものなので対処法も変わってくる。「あるとき、調子に乗りやすい後輩に"半年で2億円まで負けてもいいから"と伝えると、彼は拡大解釈してリスクを取りすぎた。結果、1日で2億負けてしまったんです(苦笑)」(同)

 そこで、後輩にはより細かなルールを設定したという。「逆に、リスクを取ることが怖くて相場を張れない後輩がいれば、戦略を聞いてあげる。そして、背中を押して自信をつけてあげるんです」(今井氏)

 人はそれぞれ性格によって課題をもっているということ。となれば、性格によって課題の解決方法も変わってきそう。

 「ただ、反省して自分の性格を見つめ直すことができたら、やることは1つ。例えば、チャートを見てるだけでポジションを持ちたくなってしまう"ポジポジ病"の人は、マウスを持たずにチャートを眺めて、ただひたすらにトレードを我慢するトレーニングはどうでしょうか」(同)

 自らを追い込むことによって耐性をつけ、自分なりのトレードを確立するのだ。「課題がわかるならば、やるべきことは決まっています。同じ失敗を繰り返さないように、我慢するトレーニングを繰り返せばいいだけ。それが、メンタル強化に繋がります。投資だからといって、何か特別なことをしなくてもいいんです」(同)

 例えば、よくありがちな"損切りできない病"。「きっと戻るはず!」という願望だけで、含み損を膨らませて、最後は強制ロスカット・・・なんて経験を持つ人は少なくないはず。特に、枚数が増えれば増えるほど、この傾向が強くなってしまうのが人の常だ。となれば、やることは1つ。徹底的にロスカットの練習に励むべし!

 スキャルパーならば、ひたすら機械的に「3pips下げたら損切り」なんてことを繰り返すのだ。「淡い願望を抱く」ことを我慢するには、ひたすら反復練習を行うしかない。



メンタルが弱い人はツイッターを活用すべし

 ソクラテスの「無知の知」じゃないが、メンタルの弱さを自覚することも重要。

 「メンタルが弱い人はツイッターで自分のポジションをつぶやくといいかもしれません」そう話すのは、美人FXトレーダーとして知られるsarah氏。女性ながら、これまで数千万円の利益を上げてきた凄腕トレーダーだ。

 「メンタルが弱い人ってルール通りにトレードできないものなんです。自分のルールをきっちり守れないから、結果的に損をしてしまう」(sarah氏)

 思い当たる筋がある人は多いはず・・。「このラインをブレイクしたら、買いエントリー」と思っていても、「どうせ上がるのだから・・」と先にエントリー。で、結局思うように上がらず、損切りするオチだったり。

 「初心者ほど負けを取り返そうとして、さらに大きなロットで取引しがち。自制心を持って自分の取引を見直さないと」(同)

 そこでsarah氏が勧めるのが、最近流行のツイッターだ。「ツイッターでつぶやけば、ネット上に記録が残ります。ツイートは誰でも見れるから、下手なトレードは見られたくないですよね。記録を残すことで"自分が書いたルール通りにやらなきゃ"って自制心が働いて有言実行しやすくなるんですよ」(同)

 sarah氏もツイッターを始めてから自制心が効いたのか、5割ほどだった勝率が7〜8割に改善したのだとか。これは試してみる価値アリ!

 ただ、ツイッター初心者には何をつぶやけばいいのか、さっぱりわからなそう。

 「ポジションを持つ前に戦略をつぶやいたり、エントリーしたら思っていることをつぶやけばいいんです。あとは損切りしたときにこそ、ちゃんとなぜ損切りしたか反省文を書いたほうがいいんですよ」(同)

 負けたトレードのときにこそ、反省を記録として残すことが大事。その記録は、自分のトレードを検証する材料になるのだ。

 「記録を見ればトレードの傾向が見えてきます。例えば、私だったら月半ばで負けることが多いとか、負けが続くとトレード回数が多くなっている傾向があったり」(同)

 そうした傾向がわかれば、月の半ばはトレードをしないとか、負けが込んできたらトレードを休むということをルールに組み込める。受験勉強ではないが、「傾向と対策」を練れば、確実に収益を改善させていくこともできるのだ。あとは、買ったらちょくちょく"出金"するのもお忘れなく。

 「勝ったときは気分が大きくなって、どんどん取引しようとするけど、自分の傾向から5連勝以上しないのがわかっているで自制します。そもそも、資金を引き出してしまえば、大きなポジションも取れませんし」(同)

 それも1つの資金管理術。ツイッターと同じように習慣してしまえばいいのかも。レコーディングダイエットさながらの、ツイッターでレコーディングFX。これなら手軽に始められるからメンタルの弱い人でも続けられそうだ!

 (億超えFX 扶桑社)