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■FXチャート入門2 長期の流れを見て、上昇トレンドに乗ろう

 チャート分析を活用して上手に利益を上げるためのポイントは、何といっても上昇波動に乗ること。ここでは、為替トレンドの見方や大きな流れを読み取るための分析方法を紹介します。移動平均線やチャートのサインなど、覚えておくと便利な項目が満載です。

移動平均線で相場の状態がわかる

 為替のトレンドを見る上で、ローソク足とともに覚えておきたいのが「移動平均線」。もっとも基本的なテクニカル分析の一つで、相場の加熱度やトレンドを読み解くのに役立ちます。

 移動平均線は、一定期間の価格の平均値を結んだグラフで表示されています。ポピュラーなのは、日足チャートでは5日(短期線)と25日(長期線)、週足チャートでは13週と26週といった、各スパンから算出された2本の線を重ね合わせるもの。

 「5日移動平均線」は、その日を含めて過去5日間の終値の平均値を、25日移動平均線なら過去25日間の終値の平均値を表しています。

 価格の上下動を忠実に再現するローソク足チャートでは、短期間に大きい値動きがあったときにトレンドが判断しにくくなりますが、平均値をもとに算出する移動平均線は滑らかなので、大まかな相場の方向性がとらえやすくなります。

 上昇トレンドでは短期線が上で、長期線が下、下降トレンドでは長期線が上、短期線が下になっています。上昇トレンドでは短期か長期いずれかの移動平均線が、価格を下支えするように上昇しているパターンがよく見られます。

  移動平均線と価格の位置関係を見比べることで、トレンドの転換を判断することができるのです。

 さらに、移動平均線は「買い時・売り時」を見つける時にも参考になります。価格が移動平均線から大きくカイ離したら、その反動で再び移動平均線のほうに戻ってくる可能性は大きくなります。価格が移動平均線を大きく割り込めば、割安な水準で買うチャンスと判断できます。より有利に売買するために、ローソク足の分析とあわせて活用しましょう。




相場の大きな流れを見よう

 どんな相場でも永久に上がり続けたり、下がり続けることはありません。たいていは一定の値幅での上下動を繰り返しています。

 ところが、何らかの理由でこのサイクルが崩れ、価格が大きく動く局面があります。これが「相場転換」と呼ばれるもの。相場転換を事前に予測できれば、売り時・買い時の判断にとても役立ちます。

 為替チャートをじっくり観察していると、相場転換の前に出現しやすいパターンがいくつかあることがわかります。代表的なパターンが4つあり、多くの投資家がこれをもとに売買タイミングをはかっています。

 相場の底値圏で出現しやすく、買い時を教えてくれるのが「ダブルボトム」と「逆三尊」。反対に、相場の天井圏で出現しやすく、売り時を教えてくれるのが「ダブルトップ」と「三尊天井」。

 ダブルボトムは今後の価格上昇を示す典型的なチャート。価格が2度底打ちして、アルファベットの「W」と同じ形を描いています。

 逆三尊は価格が3度底値をつけ、2番目の底が深くなっているのが特徴。いずれも低迷期を脱して、相場が本格上昇する前に出現しやすい形です。買うタイミングを探している時は、この2パターンのチャートを探しましょう。

 ダブルトップと三尊天井は前者と正反対のパターン。天井圏で出現しやすいチャートの典型で、どちらもその後の相場低迷や急落を暗示しています。保有中の通貨ペアのチャートがいずれかの形に該当したら、相場の行方にそれまで以上に注意しましょう。

 ローソク足と移動平均線に加え、この4つのチャートを活用すれば、相場転換のタイミングをより的確につかめるようになるはずです。

 まずはチャートをじっくり見ることから始めていきましょう。



底打ちのサインはこれだ!

 わずか1本の中に投資家の心理が凝縮されているローソク足チャート。単独で見ても十分参考になりますが、複数のローソク足の組み合わせを注意深く観察すると、さらに精度の高い売買サインを読み取ることができます。

 まずは、相場の底打ちで出現しやすい、もっとも基本的な「買いパターン」を覚えておきましょう。

 下の図は「捨て子線」。直前の陰線より下の位置に十字線が出て、その直後に陽線が出たパターンです。下放れ十字線ともいわれ、この後大きな反騰が期待できます。

 右上は「長い下ヒゲ」。ローソク足に長い下ヒゲがついた形で、売り勢力よりも、買い勢力のほうが強かったことを示しています。大底のタイミングでよく出現する、典型的な底打ちサインです。

 左下は「長大陰線」。黒く長い実体は、ある日(週)に大きく売られたことを意味しています。短期売買が増えている最近はこの長大陰線で底打ちするパターンが増えています。

 右下は、「包み線」。底値圏で陰線の後、それを包む(抱く)ように長い陽線が現れた形です。これも相場の底打ちを暗示しています。

 いずれも、陽線やヒゲが長いほどシグナルが強いと判断できます。

 ちなみに、それぞれのサインを正反対にしたもの(例えば、天井圏での「長い上ヒゲ」)は、それぞれ「売りサイン」となります。

 ローソク足の組み合わせによるサインは、他にもたくさんあります。中でも「酒田五法」のように、200年以上も前から伝承されているものも存在します。ローソク足のパターンを覚えて、相場転換のポイントを見逃さないようにしましょう。



トレンド系とオシレーター系

 チャート分析では、移動平均線やローソク足のほかにも、さまざまな指標が存在します。

 こうしたテクニカル指標は、2つのタイプに分類できます。

 ひとつは「トレンド系」と呼ばれるもので、大きなトレンド(価格の方向性)を表したもの。移動平均線やローソク足が代表的です。

 もうひとつは、「オシレーター系」で、これはある一定期間の価格が「売られすぎ」なのか、あるいは「買われすぎ」なのかを表した指標。RSIやMACD(マックディー)が代表的なものとなります。

 FX取引でのチャート分析は株取引以上に重要だといわれています。2つのタイプをうまく組み合わせて、相場の方向性を探り、買い時や売り時が適切に判断できるように、指標を覚えて投資に役立てましょう。(NSJ)