FX取引ナビゲーターは、FX取引に役立つ情報、FX業者比較、投資手法などを紹介するサイトです。
FX業者比較項目

FXお役立ち情報

FXチャート入門

その他






■FXチャート入門1 チャートの基礎を知ろう

 為替相場の動きには、一定の特徴があります。それを分析したのが「為替チャート」と呼ばれるもの。FX投資で成功するには、常に変化する為替のクセをいち早くキャッチすることが大切。そのためにも、まずは為替チャートの見方を知っておきましょう。

FX投資の基本は「大きなトレンドを読むこと」

 価格が安いときに買い、高い時に売る――FX投資で成功するコツは、このシンプルな行為を積み重ねることに尽きます。

 しかし絶対値上がりする通貨ペアを探すのは投資のプロでも不可能。どんな通貨ペアでも、永遠に上がり続けることはありません。

 というのも、価格が上がってくると、「そろそろ売って利益を確保しよう」と考える投資家が増え、上昇の勢いが衰えるからです。こういうタイミングで買ってしまうと、思うように価格が上がらなかったり、逆に下落して「塩漬け」状態になってしまうことも……。

 「こんなはずでは」と後悔しないために、ぜひ活用してほしいのが為替チャート。チャートを分析すれば、各通貨ペアの状態や、投資家の心理状態が見えてくるのです。

 では、チャートで価格の状態がどこまでわかるのでしょうか? 実際の例で見てみましょう。

 価格の方向性は「トレンド」とも呼ばれ、大きなトレンドの合間に、短いスパンで上昇・下降を繰り返しています。下図でも、下落している期間、もみ合っている期間、上昇している期間がひとめでわかります。

 FXを始めて間もない頃は、日々の値動きに一喜一憂しがちですが、「今はどのトレンドにあるのか」を大まかに把握しておけば、細かい値動きに振り回されることなく売買タイミングを冷静に判断できるのです。

 一般的には、「上昇トレンドに乗っている通貨ペアを買う」のがもっともオーソドックスで上手な投資方法だといわれています。しっかり利益を上げるためにも、うっかり高値で買ってしまうリスクを減らすためにも、チャートの基礎を覚えておくことは非常に重要なのです。



短期〜長期チャートで総合的に分析しよう

 最新のニュースや経済指標の発表などで買いたい通貨ペアが見つかったら、為替チャートでトレンドを確認してみましょう。

 チャートで一般的に使われるのは、月単位の値動きを示す「月足チャート」や週単位の値動きを示す「週足チャート」、毎日の値動きを示す「日足チャート」の3種類です。

 一般に、長期投資は月足、半年以内の中期投資は週足、1カ月以内の短期投資は日足といったように、それぞれの投資スタンスにあわせてチャートの種類を使い分けている人が多いようです。

 ただし、実際の売買の判断では、3種類すべてのチャートを見て総合的に判断したほうがいいでしょう。なぜなら、日足チャートでは下降トレンドにあって「買うのは避けたい」と思っている通貨ペアでも、週足チャートで見ると明らかに上昇トレンドにあって、実際には押し目買いのチャンス…ということがよくあるからです。

 長期投資の場合も、日足チャートをよく見て、少しでも安い値段で買えるようじっくりタイミングをはかるべきでしょう。

 特に大きな金額を取引する場合には、数十銭の差が大きな違いを生んでしまいます。取引では慎重の上に慎重を期しましょう。

 まず週足チャートで中期的なトレンドをつかみ、その後、月足チャートで今の価格の位置が高すぎないかを確認します。

 最後に日足チャートで売買タイミングを判断する……という手順で活用してみましょう。それぞれが、同じ通貨ペアとは思えないほど異なるトレンドを描いていることもあります。

 このように、複数のチャートを使うことで、より精度の高い投資判断が可能になるのです。




価格変動はローソク足で示される

 為替チャートには「ローソク足」という図形が使われています。

 見方はとても単純。ローソク足チャートは、胴体にあたる部分(実体)と、その上下についた線(ヒゲ)で表されています。実体は、白(陽線)と黒(隠線)の2種類。陽線の場合、下辺は始値(はじめね)、上辺は終値(おわりね)を意味し、その日(または週など)に上昇したことを示しています。

 一方、陰線はその逆で、上辺は始値、下辺は終値を意味し、価格が下落したことを示しています。

 高値と安値が同じだったときは、上辺と下辺がくっついた横一文字の線になります。売り手と買い手の勢力が拮抗していて、結局、価格が元の状態に戻ったことになります。

 また、実体の上についた「上ヒゲ」の先端は高値、下についた「下ヒゲ」の先端は安値を示しています。長い上ヒゲは「一度大きく上昇したが、その後急落」、長い下ヒゲは「一度大きく下げたが、その後急騰」したことを表しています。

 つまり、ローソク足を1本見るだけで、価格の上昇エネルギーが強まっているか、弱まっているかがひとめで判断できるのです。

 さらに、ローソク足には、「酒田五法」というローソク足の組み合わせから、今後のチャートの動きを予測するパターンがあります。これは、決まったローソク足のパターンが現れると、価格が上昇しやすくなる、もしくは下落しやすくなるというものです。

 このような法則は必ず当たるというものではありませんが、投資のテクニカル(統計学的な)な要素として、基本的なパターンを覚えておくことは有効な手段となるでしょう。特に為替は、株価などと較べて、チャートのテクニカル分析が有効だといわれています。



為替チャートは窓が開かない?

 ローソク足チャートは、FX取引だけでなく、株式投資を行っている投資家にもなじみの深いものですが、為替チャートは株価チャートとは、若干ローソク足の動きが異なります。それは、為替は24時間相場が開いているため、日足チャートでは当日の終値と翌日の始値が同じ値段で始まることです。そのため、株価チャートのように窓(マド)と呼ばれる、前日の終値を大きく上回って(または下回って)当日寄り付くということがありません。ただし市場が閉じる週末と再び開く週明けの間で、終値と始値が離れることはあります。

 週足では、窓を開けることもありますが、頻繁ではありません。月足チャートは必ずしも週の終わりで区切られるわけではないので、チャートが連続することがほとんどです。そのような特徴にも気をつけて為替チャートを見てみましょう。(NSJ)